もうそろそろ発生する思わぬ悪疫

1000年以内に起こる悪疫

かつての人類の歴史を振り返ると、800〜1000年に一度、大掛かりな黒死病が流行する時代があるようです。
紀元前430年頃にアテネで、西暦542年には東ローマ、1347年にはイタリアで…。こういった伝染病などによる災害は、医学が発達した今日でも『広まってしまった後』では大した違いはないようです。

2006年現在で、前回のイタリアの黒死病騒ぎから650年以上が経過しています。つまり、今までの感覚で行けば1000年後までには1〜2回の黒死病の流行の危険性があるとも考えられるかもしれません。
こういった周期的に起こる災害の原因は今日でも不明なものが多く、人類は数多くの避けられない理不尽な被害をこうむり続けてきたといわれています。


【黒死病】
黒死病(こくしびょう)とは14世紀のヨーロッパで大流行した高い致死率のある伝染病。感染者の肌の色が黒くなり、高い致死性を持っていることから黒死病と名づけられた。俗にペストとも呼ばれています。
元は齧歯類(クマネズミなど)の間で流行する病気なのですが、菌のキャリアのネズミの血を吸ったノミが人の血を吸ったときに、その刺し口から菌が進入し人に感染するそうです。また感染した人の血痰などに含まれる菌で周りの人も感染し流行してしまうそうです。



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