最近の出版業界では、電子書籍をめぐる議論があちこちでおこなわれているようです。
電子書籍はまだ普及率は桁違いに低く、読むことができる作品も過去の名作と呼ばれる小説の一部が発刊されているだけの状態に過ぎません。
何年も前にでたこの分野は、ほとんどの読書家達の心を掴むにいたりませんでした。
しかし、今のコンピュータ社会が発展しつつある現状で、再度電子書籍が再燃発起する可能性は低くはないかもしれません。そうすると紙媒体の書籍を発行している出版印刷業界は死活問題になるでしょう。
意外かと思われるかもしれませんが、出版業界は今の日本経済を大きく支える一柱だと言われています。
今から10年、20年と立つにつれ、電子書籍の普及率は大きく市場を占めるのではないかと推測されているとのことで、それは日本経済を瓦解させる危険性もはらんでいると言う説もあります。
ちなみに、仮に2010年までに出版業界が全て紙媒体から撤退した場合、その2〜30年以内に日本は国家としての存続自体が危ぶまれる可能性があるとまで唱える経済学者もいるそうです。
なお、通説としては2050年頃が紙媒体衰退の佳境と言われているようです。
|