一日の時間


1000年後の一日

地球の自転はその日の気圧配置や降雪・雨の重さにも左右されます。特に潮汐は海水と海底に摩擦が生じ地球の自転にブレーキをかける状態になります。年々、地球の平均自転はだんだん遅くなってきているそうです。潮汐とは潮の満ち引きのことで月の引力で起こります。月に面している地球とその反対側の海面が盛り上がります。地球は1日1回転、月は地球を1周するのには27日かかります。ですから海面が盛り上がった地球の部分の動きは遅くなるそうです。
この潮汐による自転の遅れは約100年で0.0016秒。100年前の1日の時間は今より0.0016短かったのです。これを1000年後で計算してみると一年間で約3650秒(約1時間)長くなっているそうです。

過去に遡ると 2億年前は1日23時間、3億年前は1日22.8時間、4億年前は1日22.2時間、5億年前では1日21.2時間でした。1年の日数は地球の公転周期はあまり変わっていないので、2億年前は380日、3億年前は384日、4億年は395日、5億年前は415日でした。



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