これから50年後の未来、サンゴ礁に絶滅の危機が訪れます・・・。
世界最古の生態系であるサンゴは、5億年もの長い年月生きてましたが、このたった数十年の間に起こった温暖化現象などの異変のためにそれだけながく生きてきた美しい自然が失われようとしています。それは、サンゴはストレスにとても弱い生物で、高水温・低水温・強い光・紫外線・低い塩分などの影響により、白化現象が起こります。現在でもその現象は深刻になっています。
地球の気温は2100年までに、気温はさらに3.5℃上昇すると気象学者により予想されています。このことにより、非常に限られた温度帯の中でしか生きられないサンゴをほとんど死滅させてしまうことになります。これは、サンゴだけではなく、海中で生きる全ての生物への影響を促す要素になり、地球のシステムそのものを崩壊への危険に陥ることへと繋がるのです。
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